食べて良し!飲んで良し!塗って良し!貼って良し!!魅力いっぱいのドクダミのお話★

こんばんは!
訪問はり灸コトノハです🐸

5月になり氣づいたら庭にたくさんのドクダミが・・・😃💛

良い香りが漂ってきます😊

ドクダミ

ドクダミの季節ですね♡

皆さんはドクダミと聞いてどんなイメージがありますか?

独特のキツイ香り
変なにおい
キライ
雑草
厄介者
抜いても抜いても生えてくる

こんな感じですか?(;^ω^)

良い香り
美味しそう
お茶にしたい

私はこう思います!!

あまり良いイメージがない方が多いのかなぁ~?!と思いますが、いかがですか??

『そもそもドクダミって何?!』って方もいるかもしれませんね😨

『美味しそう?!はぁぁぁぁっ?!?!?』って思った方もいるかもしれません(;^ω^)ww

 

 

母方の祖母は夏はドクダミ茶を良く飲んでました。
子どもの頃、祖母の家に行くと飲めるドクダミ茶が楽しみでした♪
周りの人たちはドクダミ茶があまり好きじゃない人が多くて『本当に好きなの?!』なんてびっくりされることもありました。

引っ込み思案だったので、あまり『ドクダミ好き~』って言えなかったけど、大人になってからは自信をもって『ドクダミが好き』だと言えます💛笑

 

食べて良し! 飲んで良し! 塗って良し! 貼って良し! のドクダミの魅力をお伝えしたいと思います😊

 

 

ドクダミとは

ドクダミ科ドクダミ属の多年草。古くから民間薬として広く知られていた。
別名:毒溜め(どくだめ)、十薬(じゅうやく)、魚腥草(ぎょせいそう)、ウマゼリなど。

名前から毒があるように思われたりもしてたようですが、毒があるわけではありません!
逆に毒下しをしてくれます。
たくさんの効能があるので十薬と呼ばれるくらいのすごい薬草です✨

ハート型の葉っぱがかわいいです💚

~豆知識~
各地で呼び名があり、方言名は160を超えるようです😲
青森、秋田、岩手、福島、茨城、千葉などの一部地域では…ジゴクソバ
大分の一部地域では…ウマゼリ
ジゴクソバってなんかすごいですね😲地獄っぽいってことでしょうか?!
匂いが独特だからかなぁ?!

ドクダミの効果・効能・使い方

食べて良し!

ラーメンやスープに・・・

『えっ?!ドクダミを食べるの??マジで??えっ?!💦』と思われる方は多いかもしれません(;^ω^)
私も最初に聞いたときはそうでした(笑)
ベトナムや中国では香草として普通に食べられているそうで、最初にドクダミを食べることを教えてくれたのもベトナムの方でした。
『キムチラーメンに入れて食べると美味しいよ~』と😲
スープや雑炊にしても美味しいです💗
雑炊にしてほのかにドクダミが香るご飯がたまらんです💗💗

ドクダミ

 

 

お肉やお魚の下処理に・・・

お肉やお魚の下味(塩、コショウ、スパイスなど)をつけたあと、水分をとって、葉っぱをお肉やお魚に湿布のように貼ります(笑)
↓のような感じ。

季節の手仕事

こんな状態で数時間~一晩くらい置きます。写真は鶏ももですね!
あとはお好きなように調理♪

下味がしっかりついてお肉も柔らかくなって臭みも消えてめっちゃ美味しいです💗

ドクダミもそのまま一緒に炒めたり、煮込んだりするとまた美味しです。

一晩くらいではお肉にドクダミの香りはつかないです!意外~😲
2~3日置くとお肉自体にもドクダミの香りがついてきます。
2~3日置くときは半日に一度ほどペーパータオルなどでお肉やお魚の水分をとりながら置いて下さいね。傷みますので・・・

 

飲んで良し!

こちらは有名ですね!ドクダミ茶。
採集したドクダミを洗って天日干しで↓のように乾燥させます。

季節の手仕事

ドクダミ茶飲み方

乾燥させたもの10~15グラムを水800mlくらいで煮出します。
好みで量は調整して下さいね!
あったかい状態で飲むも良し!冷やして飲むも良し!ですね(^^)

 

塗って良し!

ドクダミのつぼみや葉っぱを焼酎やウォッカなどのアルコールに漬けこんでチンキを作ります。
漬け込む期間は様々ですが、私は3ヶ月以上漬け込むようにしています。
漬け込んだものがコチラ・・・↓

ドクダミチンキ

つぼみと葉っぱを漬けたもの

 

ドクダミチンキ

つぼみだけ漬けたもの

 

このチンキを化粧水にします。

化粧水の作り方

~準備するもの

  1. チンキ
  2. 蒸留水(なければ一度沸騰させたお湯を冷ましたもの)
  3. グリセリンやホホバオイルなどお好みで(なくても良い)

~作り方

↑の1~3を混ぜるだけ(笑)
割合は・・チンキ:蒸留水=2:8くらい
グリセリンは一垂らしほど・・・
グリセリンが多くなるとべたつく感じがあるので、お好みで調整して下さい。

手作りをすると好みで色々と変えられるので良いですね(^^)

ドクダミの採取時期について
料理や湿布として使うときはその都度ですが、私はお茶やチンキを作るときは大体つぼみの時期に採集します。
開花させるためのパワーを一番蓄えている時だと思うので、そのエネルギーもいただこう✨というわけです。
新月や満月に合わせて採取する方もいるとか・・・更にパワーが倍増しそうですね(^^)

もちろんこのチンキは飲むことも可能です(^^)
お酒ですので飲みすぎには注意してくださいね!!

 

貼って良し!

季節の手仕事

摘んだドクダミを潰します。
手で揉んでも大丈夫です。

この潰したものを・・・

  1. 詰める・・蓄膿や鼻の調子が悪い時は適量を丸めて鼻に詰めます。
    えっ?!と思われるかもしれませんが、鼻通りが良くなってきます。
    毒下しということでいつもとはちょっと違った鼻水が出てくることもありますので、その時は出して下さいね!
    塊みたいなものが出る時もあります(゚Д゚;)
    どこにあったの~?!💦とびっくりします!!
    詰めすぎや寝る時はお控えください。
  2. 貼る・・ニキビや吹き出物に貼る。数時間おきに変えます。
    カットバンで押さえておくと氣にならずに済みますね。
    蚊に刺されたときや歯茎が腫れてるときも。
    かぶれたり、肌に合わないと感じる時は使用をやめてくださいね。

ドクダミの注意点

様々な効果効能のあるドクダミですが、ちょっと注意点もあります!!
ドクダミは毒下しの効果があると書いてきましたが、強く出すぎる場合もあります。

  • 下痢になる
  • お腹が痛くなる
  • 吐き氣や嘔吐

そんな症状が出た場合は飲むのをやめてくださいね!

お茶で飲む場合などは特にご注意下さい!
ドクダミはカラダを冷やす効果がありますので、ちょっと肌寒いかなぁ?!と感じるときには飲まない方が良いです!
エアコンの効いた部屋では飲むのを控える
飲みたい時は温かいドクダミ茶を飲む
など、ご自身の体と対話しながら飲んで下さいね!

良かれと思って飲んで逆効果になってる方がいます。

カラダを冷やす』という点から・・・

  • 妊娠中や産後まもない方
  • 術後の方
  • 体調が悪い時
  • 冷え性の方
  • ガンの方

は飲むことを控えた方が良いと私は思います。